知育でパズル!2歳にやってわかったおすすめの進め方【失敗談あり】
子どもがパズルが好きだし、知育にも良いと思うからどんどんをてほしいんだけど、なかなか集中してやってくれないんだよね。
うちもそう。すぐ「できない!」ってやめちゃう。
わかる!わかるボタンがあるなら100回押したい!
パズルはハマるハマらないもあるので無理強いはしないを前提に、わが家でやったことを失敗を踏まえながら紹介していきます。知育になるし2歳の子どもにパズルを好きになってもらいたい!という方向けの内容です。
- 2歳6ヶ月時点で63ピースをできた男の子の母が書いています。
- 失敗したと感じる内容も公開しています。
今回は北星社、くもん、アポロ社のパズルを紹介します。
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知育でパズルを2歳とするなら根気との勝負
パズルは初見でできる子どもは少数派ではないでしょうか。おおくのお子さんはママやパパがなんどもなんども付き添って、やっとできるようになっていく。そして全体の絵、ピースの形や配置をおぼえ少しずつスピードをあげていくという流れです。
”なぜそこがわからないんだ〜!”、”そこ!そこだよ!”と言いたくなる気持ちになったり、うずうず、ときにはイライラな感情にさえなります。その気持ちをグッとおさえるのがむずかしい。まさに根気との勝負です。
興味やブームもそれぞれだし気長にいこ〜
知育でパズルをするなら2歳前後で2ピースから
発達や好みもありますが、2歳前後からパズルができるようになってきます。いきなり10ピースくらいからスタートするより、絵あわせカードのように2ピースから始めるのがおすすめ。
というのも、パズルへの抵抗を限りなく与えないのが大切だからです。「できない!」というむずかしすぎる体験をするとパズルがキライになってしまうリスクがあるので、できるだけ苦手意識はつけないようにしてあげたいところ。
たったの2ピース?と感じるかもしれませんが、2ピースが何十個もバラバラに散らばっていると大人でも探すのがけっこーたいへん。似たような絵柄もあるのでさらに難易度が上がります。
それが、なんどもなんども続けていくうちにいくつもペアを見つけられるようになっていくのです。
息子が2ピースパズルを1日中やるほどハマったのは2歳5ヶ月から。
最初のうちは少ないペアであそんだり、物の名前を覚えたり形で記憶したり、色分けしてあそんだり1つひとつ図鑑でチェックをしたり、工夫次第(STEAM教育など)で遊び方はどんどん広がります。
さらに裏面を見るだけでペアを見つけるようになったよ
「2ピースが40組もあるパズル」はなかなかなく、北星社のパズルを見つけ出すまでに苦労しました。こちらのパズル、商品名に”パズル”がついていないから見つけ出すのが難易度高かった……。
厚みがあってしっかりした作りだよ。
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ちなみに、ボーネルンド社の2ピースパズルは6組みで1,600円+税。北星社がいかにコスパが良いかがわかります。
5種類あると、何かしら興味のあるものが見つかるね!
2ピースをやる頃はまだ何十種類もいらないもんね。
そうだよね!車に興味を示していたから、のりものシリーズにしたよ。
こちらのパズルは2歳向け知育玩具でもおすすめしています。
パズルは小刻みにピース数を増やしていく
パズルに拒否反応を起こさず「パズルが好き!」「パズルが得意!」と思わせるには、小刻みにピースの数を増やしていくことが重要。小刻みってどのくらい?と感じると思いますが、個人的には3ピース〜5ピースくらいが理想だと思っています。
一気に10ピースも増えると、2歳にとってはけっこうむずかしく感じてしまうのでできるだけ小刻みにステップを踏んでいきたいところ。
その分費用と絵に慣れるまでの時間もかかる可能性もあるけど、飛び級しすぎてパズルぎらいになってしまったらもったいない。
(単に『ブームが去る』ならいいんだけど)
アポロ社やくもんがステップアップパズルを展開しています。ピースの数がどのように増えていくのかが一覧できるように表にまとめたので見てみましょう。
アポロ社とくもんでは対象年齢にものすごい差があります。
アポロ社の対象年齢はおそい印象で、くもんの対象年齢は早い印象です。
お子さんがどちらに合っているかを知ってスモールステップしていくのがおすすめです。
くもんのジグソーパズル一覧表
くもんはジグソーパズル。STEP0からSTEP7まであります。土台はなく、箱にピースが入っています。
特徴としては
- 土台がないので「1から作る感」がある
- アポロ社のパズルよりむずかしい印象
- 絵のバリエーションが少ない
- 後半は乗り物ばかりなので興味がないと楽しくないかも
対象年齢はあくまでも目安なのでお子さんの成長にあったものを優先しましょう。
ピース | 対象年齢 | |
STEP0 | 「はめ絵」パズル 台座が4分割でき、 各2〜3の合計11ピース | 1歳以上 |
STEP1 | 2ピース×2枚 3ピース×2枚 4ピース×2枚 6ピース×2枚 合計8枚 | 1.5歳以上 |
STEP2 | 9ピース 12ピース 16ピース 20ピース 合計4枚 | 2歳以上 |
STEP3 | 24ピース 35ピース 48ピース 合計3枚 | 2.5歳以上 |
STEP4 | 54ピース 70ピース 88ピース 合計3枚 | 3歳以上 |
STEP5 | 96ピース 117ピース 140ピース 合計3枚 | 3歳以上 |
STEP6 | 154ピース 192ピース 合計2枚 | 3.5歳以上 |
STEP7 | 204ピース 234ピース 合計2枚 | 3.5歳以上 |
STEP0〜STEP5までは動物柄またはのりものですが、動物のイラストはSTEP5まで。だんだんとはたらく車、機関車、特急列車、新幹線のデザインが増えていきます。
STEP3から10ピース以上のペースで増えていきます。
2歳7ヶ月現在、STEP4をやっていますが15ピース以上のペースで増えていくのはちょっとむずかしく感じます。
アポロ社のステップパズル一覧
アポロ社のパズルはジクソーパズルではなくいろいろな形状をしており、ピクチュアパズル(すてっぷ0〜すてっぷ3)とステップパノラマパズル(STEP1〜STEP3)の2つのシリーズがあります。
特徴としては、
- 土台がある
- 角から埋めていける
- できあがりの大きさが一目瞭然
- 平たい状態で収納
- バラバラにならないよう収納袋があると便利
- 形がさまざま
- 隣とのつながりがなくてもこの形はここ!と記憶で埋めていける
- 隣とのつながりがなくても土台にある形の型を見つけながら埋めていける
ピクチュアパズル
ピクチュアパズルは11ピースの絵はめパズルから85ピースまであり、キャラクターもミッフィーやトーマス・マリオや海・恐竜など豊富なので選ぶ工程も楽しめます。
ピース | 対象年齢 | |
すてっぷ0 のびのび脳 | 9.11.20ピース | 1.5才以上 |
すてっぷ1 すくすく脳 | 10.12.15.20.24ピース | 3才以上 |
すてっぷ2 ひらめき脳 | 30.32.35ピース | 4才以上 |
すてっぷ3 まなび脳 | 46.50.63.75.85ピース | 5才以上 |
ステップパノラマパズル
少しずつピースの数が増える3枚セットです。ピクチュアパズルに比べてコンパクトなので収納もしやすいです。こちらもトイストーリーやドラえもん、ディズニープリンセスやトーマスなどのキャラクター、海の生き物や恐竜などもあるので子どもの好みに合わせられるのも良いところ。
くもんに比べてアポロ社は、ピクチュアパズル・ステップパノラマパズルどちらも小刻みに進めるようピースの数がたくさん用意されています。
アポロ社のパズルは収納する袋があるとかなり便利!
くもんのパズルは土台がなく、箱にピースが入っているので収納がラクです。一方アポロ社のパズルは土台がついており、完成したままの状態で保管することになるので横にしたり、なにかの拍子でバラバラになりやすいです。
そんな時はジップロックのようなフリーザーバッグが相当便利なのでぜひご活用を!
ピクチュアパズル
ピクチュアパズルはわりと大きいのでジップロックで合うサイズがありません。
IKEAのターコイズ色のサイズがぴったりです。
\ピクチュアパズルがピッタリ入る!/
このテの袋、育児でたくさん使うからいくらあってもいいよね!
ほんと!持ち歩き用のおむつとか着替えとか母子手帳とか。
わかる!マスクとか生理用品とかなんでも入れてる。
透明だから中身が一目瞭然なところもいいよね
3枚に分かれるステップパノラマパズル
ステップパノラマパズルだと、ジップロックのLサイズがぴったり。
ジップロックはイージージッパータイプとパチパチ留めるノーマルタイプがありますが、スライドするだけで開け閉めできるイージージッパータイプは2歳が1人でも出したりしまったりでき、その分親の手間が減るので強くおすすめします。
出したり閉まったりできないたびに泣いて呼び出されるのでどんどんHPが減ります。
\2歳でも1人で開閉できる/
1枚ずつ分けて入れるのがおすすめ。ごちゃごちゃしない。
わが家では、くもんとアポロ両用スタイル
わが家ではくもんとアポロ社どちらも活用しています。
理由は2つ
- できるだけ小刻みにステップアップさせてあげたいから
- パズルの形状が異なるのでどちらも経験させたいから
あと私が絵に飽きるから別のを投入!って理由もある笑
10ピース以上あかないようにくもんとアポロ社を混ぜてつかっています。
くもんには動物系か乗り物系しかなく飽きてしまうので(私が)、アポロ社のパズルを購入するときは子どもがそのときに興味があるもの・足りない分野を意識しています。恐竜だったり、海の生き物、宇宙やきかんしゃトーマスなど。
ちょっとパズルをしなくなった時期に、当時大好きだったアンパンマンを購入したことも。
知育にパズルはなぜいいの?
パズルはなぜ知育にいいの?とお思いの方もいらっしゃるかもしれないのでパズルのメリットを挙げてみます。
- 記憶力がのびる
- 観察力がのびる
- 集中力がのびる
- 指先が器用になる
- 想像力が豊かになる
- 論理的思考が身に付く
このピースはたしかこのあたりだった、このピースができたから次はこっちがつながる!と観察力や論理的思考も身につき、完成に向けて集中もします。パズルの絵柄から新しい知識や想像力もつくのも理解できます。
息子が「あーだからここ」、「そう、つぎにここ」など論理立ててる思考を口にし出しておどろいたよ!
ピースが合うように向きをクルッと回転させるのも指先の運動になります。
知育でパズルを2歳にするのに失敗したこと
わが家でパズルを導入したのは2歳を過ぎてから。ちょっと遅かったかもしれません。
さらに2ピースのあとにいきなり100円ショップの25ピースを投入したこと。25ピースの中から合うのをさがし、がんばって4ピースを作ったりしていました。
かなりむずかしかったと思う…ごめんよ
もっと小刻みに段階をおって用意してあげれば良かったと後悔しています……。
完全にパズルの取り組み方の知識がありませんでした。最初からうまく取り組めていればもっとのびていたかもしれません。
2歳5ヶ月で2ピースでスタートしてからパズルにハマったようで、1日中するようになりました。その後2歳6ヶ月で63ピースまでのびました。
これからもくもんとアポロ社を混ぜながら息子のペースに合わせて取り組んでいきます。
知育でパズルを2歳からはじめ、4歳4ヶ月のようす
おまけで後日談というか数年後のご紹介です。
まず、4歳4ヶ月現在もパズル好きのままです。
2歳のパズルに大ハマりして本当に文字通り1日中やっていたころほどのハマりっぷりはありませんが(自宅保育から幼稚園生活になりいろいろと忙しくなったというのもあります)、「ママー!いっしょにパズルであそぼー!」というセリフで誘ってくれる頻度はわりと高いな〜と体感ではありますが感じています。
「今日はどれにしようかなー♩」と北星社さんの2ピースパズルを選ぶこともありますし、くもんのパズルSTEP5の新幹線119ピースをやったと思えばSTEP3のはたらくくるま24ピースをやったりと、さまざまその時の気分に合わせてたのしんでいるようです。
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